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その他についての質問の解説

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その他についての質問

その他についての質問

  • 入れ歯の針金をかけている歯がまた動く、どうしたらよい?
    • 歯がない所には何か歯を入れなくてはなりません。
      その一つとして入れ歯があります。今回のように部分入れ歯は残っている歯を利用して入れ歯を安定させるので、どうしても残っている歯に負担が増えてしまいます。
      またこのような時は、残っている歯も弱いことがほとんどです。インプラントを含めた治療を相談してみてはいかがでしょうか。

  • インプラントよりブリッジにした方が簡単?
    • ブリッジでは土台となる歯で全てを支えますので、本来の受け持ち以上に力がかかってしまいます。また何本かの歯を連結することになるので、どちらか一方にトラブルが起きた時にはもう一度両方の治療が必要になります。それに対してインプラントは周りの歯に対しても余計な負担が増えないので安心です。

  • 犬歯が虫歯になり、ブリッジかインプラントはどちらが良い?
    • 犬歯を抜歯しなくてはいけなくなったようですね。
      犬歯は歯の中でも特に長い歯なので、噛み合わせにとても大切な歯となります。また、ブリッジで、犬歯を回復するには最低3本の歯を利用して4本の歯を作ることになります。周りの歯(隣り合わせの歯)の状態を判断した上でどちらにすればよいか考えなくてはいけないと思います。特に隣り合わせの歯が健康で何も問題ない場合は、インプラントをお勧めします。

  • 歯を失ってしまったら
    • ムシ歯や歯周病、事故など、様々な要因により、人は歯を失います。
      1本だけ失う方もいますし、連続した何本かの歯を失う方もいます。また、全部の歯を失う方もいます。

      従来は、失った歯が1~2本の場合、隣り合った健康な歯を支えとする「ブリッジ」や「差し歯」を、連続して歯を失った場合には「部分入れ歯」を、全部の歯がなくなった場合には、歯ぐきに吸着させるタイプの総入れ歯を作るのが多く行われていました。

      しかし、「ブリッジ」や「部分入れ歯」の場合、下記のようなトラブルを耳にすることがあります。

      ・治療のために削った歯が調子悪い。
      ムシ歯や歯周病、事故など、様々な要因により、人は歯を失います。
      1本だけ失う方もいますし、連続した何本かの歯を失う方もいます。また、全部の歯を失う方もいます。

      従来は、失った歯が1~2本の場合、隣り合った健康な歯を支えとする「ブリッジ」や「差し歯」を、連続して歯を失った場合には「部分入れ歯」を、全部の歯がなくなった場合には、歯ぐきに吸着させるタイプの総入れ歯を作るのが多く行われていました。

      しかし、「ブリッジ」や「部分入れ歯」の場合、下記のようなトラブルを耳にすることがあります。

      ・治療のために削った歯が調子悪い。
      ・周辺の歯との違いが目立ち、人前で口を開くことができない。
      ・金属製のブリッジや支えのバネに食べ物が挟まるために、好きな物を食べることができない。
      ・義歯が合わなくなり、何度も作り直している。
      ・食事中や話している最中、またスポーツなどで体を動かしている時に、義歯が動いたり外れそうになったりして、気になる・・・など。

      また総入れ歯で、満足できる入れ歯がなかなか手に入らない場合、トラブルはより深刻になります。

      ・言葉をうまく発音できず、人前で話すのが嫌になる。
      ・食事の時に入れ歯と歯ぐきの間に食べ物が入り込む。
      ・噛む力を十分にかけられず、固い物が食べられない。
      ・食事の後、入れ歯を外して洗うために、外出や旅行が気軽にできない。

  • 口臭がするのではないかと不安で、話すのが嫌になる。
    • など。

      このような問題を抱える患者さんのために研究・開発されてきたのがインプラント(人工歯根)による治療法です。

      現在の歯科医療において、80歳の時に20本以上の歯で食事を楽しもうと呼びかけています(8020運動)。しかし現実には80歳以上の方は平均6本の歯で食事をしているのです。日本人の平均寿命が男性77.7歳、女性84.6歳という事を考えますと高齢な方はほとんどの人達が、十分に噛みながら楽しんだ食事ができないという状態です。

      御自身の歯を大切に保つためには、常にバランス良く噛めることが大切なのです。歯を抜いた所には必ず歯を作る必要があり、その方法としてインプラント・ブリッジ・入れ歯があります。それぞれ利点・欠点はありますが、他の歯に頼らず(負担をかけず)、独立して歯の力を発揮するのは、インプラント治療のみです。

  • 歯科金属アレルギーは何ですか?
    • 金属アレルギーとは汗などで溶け出た金属イオンが体内に入り込むとそれに対する抗体が体の中にできる、いわゆる「抗原抗体反応」が起こることから始まります。その後、再びその金属イオンが体内に入ってきた時には体がそれを敵とみなし、拒絶反応を起こしていろいろな症状を引き起こすということです。その症状や程度、原因となる金属の種類は人により異なります。

        
      ご存知のように歯科では、歯の詰め物や被せもの、入れ歯(義歯)、ブリッジなどに、いろいろな金属(金、白金、パラジウム、ニッケル、コバルト、銅、亜鉛、水銀など)を使用しています。
      かつて虫歯治療の詰め物などに一般的に使われてきた「アマルガム」という材料は、金属アレルギーを引き起こしやすいだけでなく、成分の約50%が水銀という物質です。
      また、ひと昔前は、金や白金はイオン化傾向が低く溶け出ることがないため、アレルギーの原因にはならない安全な金属と信じられていました。しかし、金や白金にも実は金属特性を良くするために少量 の亜鉛や銅が加えられていたり、さらに最近のデータでは、金や白金そのものもアレルギーの原因となりうることが分かっています。
      歯の修復で使用する金属は、唾液などに溶けだし体内に入るため、アレルギーの影響は、直接金属が触れるお口の中だけにとどまらず、全身に現れます。
      症状はさまざまですが、最も多いのは、手や足の表面が赤くなりカユミとともにタダれや水泡ができてそこから白い膿が出たりするものです。足の場合は水虫に似ているため、金属アレルギーと気付かずにいることも多いでしょう。その他、頭痛など様々な症状を引き起こすことがあります。また、長年にわたってその人にとって身体に影響がなかった金属でも、ある日を境に突然アレルギー症状を起こすこともありますので、疑わしい症状が出たならばすぐに皮膚科に相談してください。
      歯科と皮膚科との連携で、パッチテストによりアレルギーの原因となっている金属を特定し、できるだけ早くそれらを除去することが大切です。アレルギーの原因となるものを除去したあとは、他のアレルギーの無いもので治療をし治さなくてはなりませんが、金属でないセラミック等は保険が適用されないため、全てを治すと高額となってしまうことがありますので、先生とよくご相談ください。

  • 歯を抜けたままにするとどうなる?その治療法?
    • 歯を失ってしまった後、まだ、お食事に支障がないからといって、そのままにしてしまうと、残された歯に加わる負担が大きくなるため、それらの歯の寿命が短くなります。それだけでなく、隣の歯が抜けた部分に倒れてきたり、噛み合わせの相手を失くした歯が伸びてきたりして、歯並びや噛み合わせが狂ってしまいます。噛み合わせが狂うと、左右の顎の関節がバランスを失い、顎関節症という病気を起こすこともあります。顎関節症は、お口を開け閉めする度にポキポキ音が鳴ったり、口が開かなくなったり、頭痛や耳鳴りを起こしたりします。ですから、必ず治療を行って、左右のどちらでもバランス良く噛めるようにすることが大切です。

      歯の抜けたところに行う治療には、隣接歯を土台にして被せものでつなぐ固定式の“ブリッジ”や、歯が無い部分の歯茎の上にのせる、取り外し式の入れ歯があります。他に保険は適応されませんが、インプラントという人工の歯根を顎骨の中に植え込む外科的な治療もあります。また、歯が無くなったところに、親知らずなどの歯を移植できる場合もあります。

  • 歯を抜いた後の治療の方法はどんなの?
    • 【ブリッジ】
      抜けた歯の隣接歯を支えにし、欠損歯を含めて連結させた冠をその支えとなる歯に被せて橋渡をし、噛めるようにする治療法です。

        治療の流れ
      ・治療計画
      ・支台となる歯の形を整える 
      ・噛み合わせの記録
      ・歯の型取り(印象)
      ・模型を作製しブリッジの作製
      ・ブリッジ完成
      ・適合、噛み合わせ等の調整
      ・接着剤で装着  
      以上を2~5回前後の通院で行います。(※根の治療の回数は含みません。)

        利点
      ●接着剤(セメント)で歯に固定してしまうので、食事中ずれたりしません。
      ●被せものの種類を好みに合わせていろいろ選択できます。(白い歯・保険のもの等)
        欠点
      ●虫歯の有無に関わらず、支えになる歯を削る必要があります。
      ●抜けた歯の本数や場所によっては、保険が効かないこともあります。
      ●抜けた歯の本数や場所によってはできない場合もあります。
      ●連続した冠でできているので適切なお手入れが必要です。(歯間ブラシ等)

      入れ歯(義歯)】 
      通常、入れ歯と呼ばれているのは、取り外し式の義歯です。
      入れ歯(義歯)は、人工歯と呼ばれる歯の部分、床(しょう)と呼ばれるピンクの樹脂の部分、クラスプと呼ばれる歯に掛ける鈎の部分からできています。ただし総入れ歯(総義歯)にはこの鈎がありません。

        治療の流れ
      ・治療計画
      入れ歯を支える歯(鈎の掛る歯)の前処理  
      入れ歯の型取り(印象)  
      ・噛み合わせの記録  
      ・噛み合わせや歯並びの確認(試適) 
      入れ歯の完成
      ・適合、噛み合わせ等の調整  
      ・使ってみた後、微調整(調整が何度か必要)
      以上を約4回前後の通院で行います。

        利点
      ●抜けた歯の本数や場所に関わらず、保険治療が可能です。
      ●他の歯を削る必要が少なく済みます。
      ●装着後の調節が比較的可能です。
        欠点
      ●顎の骨がやせている方は、入れ歯ができてからの調整に時間がかかります。
      ●接着剤で固定しないので、食事中に歯肉との間にものが入り込むことがあります。
      ●安定が悪く口や舌を動かすとガタつくことがあります。
      ●床と呼ばれるところが歯ぐきを広く覆うので、違和感が多く感じます。(話をしにくい、食べ物がおいしくない。)
      ●鈎を掛けている歯に、過重な負担がかかり、歯がグラついてくることがあります。
      ●食後や寝る前のお手入れが必要です。(毎食後、入れ歯を外して歯と入れ歯の両方を磨き、夜は外して乾燥しないように保管して下さい。)

      【インプラント(人工歯根)】
      歯が抜けた後の顎の骨に、チタンなどでできた人工歯根を植込み、その上に人工歯装着して噛めるようにする治療法です。
      固定式で、周りの歯を傷つけることもなく、自分の歯と同じような感覚で噛む事ができます。

      【歯の移植】
      歯が抜けたところに、親知らずなどの噛むのに使っていない歯を移植して噛めるようにする治療法です。
      傷口が大きい割に痛みも少なく、ご自分の歯を利用するため拒絶反応もなく安全です。条件が揃えば保険治療が可能です。

  • 歯の神経を取るってどういうこと?
    • 歯の表面は堅いエナメル質で覆われ、その内側には象牙質があります。その象牙質の中に、痛みを感じる神経や血管、リンパ管などが入っている空洞があります。歯の根の先には小さな穴が開いていてその神経や血管、リンパ管(歯髄)が骨の中の神経や血管と繋がっています。
      歯の神経を取るということは、歯の中の歯髄(神経、血管、リンパ管等)を取り去ることです。
      歯髄を取り除くと、通っていた根管は空洞となります。根先から顎骨の中への進路を防ぐため、空洞になった根管内の根先を塞ぎます。さらに、歯髄の無い歯はしなりが無くなり折れたり割れやすくなるためめ、中に土台を立ててその上に被せものをします。
      治療後は、ほとんどご自分の歯と同じように噛むことができますが、神経が無いため再度虫歯になっても痛みを感じることがないので、ご注意ください。

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